MENU

【実演】Claude CodeでAI社員を使って会社経営する方法を解説します!【1人起業】

目次

従業員1人で年商1,400億円の会社が生まれる時代へ

突然ですが、「Claude Code(クロードコード)」だけで、1人で会社を作れるって言われたら信じられますか?

「いやいや、さすがにそれは無理でしょ」と思った人がほとんどだと思います。

しかし実は、Claude Codeを開発しているAnthropic(アンソロピック)社のCEOが、「2026年中(今年中)に、従業員たった1人で10億ドル規模の会社が出てくる」と予測しているんです。10億ドルを日本円に換算すると、およそ1,400億円。1人で1,400億円の会社を経営するなんて、もう想像もつかないレベルですよね。

ただ、これは決して遠い未来の夢物語ではありません。Claude Codeを使えば、今から誰でもこれと同じような仕組みを作り始められちゃうんです。

はじめに

AI人生に選択肢を。こんにちは、ここなです!

今回は、Claude Codeを使って「1人で会社を作る方法」を、1から全部わかりやすく解説していきます。

ただ、「会社を作る」と言っても、もちろん法人登記をするという物理的な話ではありません。「AIにそれぞれ明確な役割を持たせて、実際の社員のように動かす」ということです。普段の会社で行われているような、営業活動、商品制作、請求書の発行といった仕事を、まるごとClaude Codeに任せてしまうイメージですね。

ちなみに私自身も、このYouTubeチャンネルの台本作りにおいて、実際に3つのAI担当者を作って運用しています。そのため、この動画では単に機能を表側から紹介するだけでなく、実際に毎日使い込んでいる私目線で、「何が本当に大事なのか」「どう作れば失敗しないのか」という実践的なノウハウまでしっかりとお伝えします。

今回の内容を最後まで見ていただければ、以下の3つのポイントがすべて分かります。

  • Claude Codeで「会社を作る」とはどういうことか
  • AI担当者を作って動かすための具体的な手順
  • 作業効率を爆発的に上げるコツと、現実的にかかる料金

今日から自分でも作り始められるレベルまで落とし込んで解説しますので、ぜひ最後まで楽しんでいってくださいね。それじゃあ、本編へレッツゴー!

なぜAIの「担当者」を分ける必要があるのか?

それではまず、Claude Codeで「会社を作る」とはどういうことなのか、もう少し具体的にお話しします。

先ほども言った通り、会社を作るというのはあくまで例えです。作業の種類ごとに「営業」「実務」「経理」といったAI担当者(エージェント)をフォルダー単位で作り、「この作業をお願いね」と個別に仕事を振る仕組みを作っていきます。

では、なぜわざわざ1つのチャットにまとめず、担当者を細かく分ける必要があるのでしょうか?

その理由は、Claude Codeに何でもかんでもまとめてお願いしてしまうと、ルールや前提条件がごちゃ混ぜになってしまい、作業の精度(クオリティ)が著しく下がってしまうからです。

実際の会社でも、営業部、経理部、マーケティング部というように部門が分かれていますよね。もし部門分けがされておらず、あなたが営業も経理もマーケティングもすべて1人で同時にこなさなければならなくなったら、正直めちゃくちゃきつくないですか?知識も時間も足りなくなって、どれも中途半端になってしまうはずです。

Claude Codeもこれと全く同じです。仕事の種類ごとにAI担当者を切り分け、それぞれに必要な知識やルールをあらかじめ整理してあげてからタスクを振る、というステップが極めて大切になります。

実際に私自身も、動画の台本作りでは「リサーチャー」「ライター」「ディレクター」という3つの担当を作っています。最初は担当分けをせず、リサーチから台本のチェックまでを1つのClaudeに一気に丸投げしていました。しかし、それではリサーチの内容が浅かったり、構成がまとまっていなかったりと、結果的に私が手直しする部分が多かったんです。「これなら最初から自分で書いた方が早いじゃん…」と思うことも度々ありました。

しかし、フォルダーを分けて担当を完全に分離してからは、リサーチの精度が劇的に上がり、文章のクオリティもグッと良くなりました。さらには別のフォルダーのAIがクオリティチェックまでしてくれるので、私が手直しする時間が驚くほど減ったんです。人間と同じで、「AIも専門性に特化させてあげること」が何より大事なのだと、実際にやってみて痛感しました。

実際にClaude Codeで会社を作ってみよう!

ここからは、どうやってClaude Codeで会社を作っていくのか、実際の操作画面のイメージを交えながら解説していきます。

大まかな流れとしては、まずパソコンの中に今回作成する「会社用のフォルダー」を作り、次にその中に、実際に作業を担当してもらう「AI担当者のフォルダー」を個別に作っていく、という流れになります。

ステップ①:事業内容を決める

まずはClaude Codeを起動する前に、どんな会社を作るのかを決めましょう。今回は、ウェブサイト制作や記事執筆を請け負う「クライアントワーク業(受託開発・制作)」の会社を想定して作っていきます。

クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサイトから案件を取ってきて、それを納品する仕事をAI担当者に割り振り、会社として回していくイメージです。

なお、これから解説する「担当の分け方」や「ルールの書き方」の基本は、ブログ運営、note販売、SNS運用代行など、どんな事業にでもそのまま応用が可能です。「クライアントワークはやっていないな」という方も、ご自身の事業に置き換えながら読んでもらえると、めちゃくちゃ役立つ内容になっています。

ステップ②:VSコードで環境を準備する

今回は、フォルダーやファイルが自動で生成されていく変化を一緒に見ていきたいので、VSコード(Visual Studio Code)上でClaude Codeを動かしていきます。

VSコードを開いたら、最初に作業を行うフォルダーを指定します。私の場合は、Googleドライブ上にClaude Code用のフォルダーを作っているので、そこを指定します。特に決まりはないので、デスクトップでも、新しく作ったフォルダーでも何でも大丈夫です。

フォルダーを開いたら、VSコード上でターミナルを開き、Claude Codeを起動します。

ステップ③:会社全体のフォルダーを作る

Claude Codeが立ち上がったら、まずは会社全体のベースとなるフォルダーを作ってもらいましょう。自分で新しくフォルダーを作成する必要はありません。Claude Codeにお願いするだけでオッケーです。

指示の例:

「ウェブサイト制作や記事執筆を請け負う会社用のフォルダーを作りたいので、**『coconaworks』**という名前のフォルダーを作ってください」

これだけで、画面左側のエクスプローラーに「coconaworks」というフォルダーが自動的に作られます。これからはこのフォルダーの中で作業を進めていくので、一度このフォルダーを開き直します。

ステップ④:会社全体の経営方針ファイルを作る

会社用のフォルダーができたら、次は「この会社の方針」や「自分のビジネスに対する考え方」をまとめた共通のファイルを作ります。これも自分で文章を考える必要はなく、Claude Codeに箇条書きで意図を伝えれば、綺麗なファイルにしてくれます。

ファイル名は正直何でもいいのですが、今回はproject.mdにしておきます。 なぜわざわざこのような共通ファイルを作るのかというと、この後で作るそれぞれのAI担当者が、「会社の方針やオーナーの考え方をいつでも参照できるようにしたいから」です。

実際の会社でいうところの「就業規則」や「経営理念」を、全社員がいつでも見られるように共有のホワイトボードに貼っておくイメージですね。困ったときにはこれを見れば正解がわかるというファイルが1つあると、各担当の判断にブレが出にくくなるので、必ず最初に作っておきましょう。

指示の例:

project.md というファイルを coconaworks フォルダーの直下に作ってください。中身には【事業内容】【ゴール】【意思決定で大事にしていること】【NG表現】を入れて整理してください」

ここで、少し補足です。ファイルの拡張子である「.md(MDファイル)」とは、マークダウン(Markdown)という書式で書かれたテキストファイルのことです。装飾がシンプルで、人間にとってもAIにとっても非常に読みやすいという特徴を持っています。

コマンドを実行すると、事業内容からNG表現まで、綺麗に整理されたファイルが爆速で完成します。

大事なポイント:ファイルは育てていくもの

ここで1つ、非常に大事なポイントがあります。今作った project.md は、1度作ったら終わりではありません。実際にビジネスを動かしながら、どんどんアップデートしていってください。

例えば、実際のクライアント対応で「こういう対応をしたら凄く喜ばれた!」という成功体験や、逆に「これをやったら怒られてしまった…」という失敗談があれば、その都度ファイルに書き足していきます。書き足すときも、自分で編集する必要はありません。

指示の例:

「クライアントからレスポンスの早さをめちゃくちゃ褒められたから、project.md の『大事にしていること』の項目に『レスポンスの早さを最重視する』という内容を追加しておいて」

このように指示を出せば、Claude Codeが文脈を判断して勝手に書き加えてくれます。このファイルを実体験ベースで作り込めば作り込むほど、AI担当者たちの判断の質が研ぎ澄まされていきます。古い情報は削除し、こまめにアップデートしていきましょう。

鋭い人への補足:なぜ claude.md ではないのか?

Claude Codeに詳しい人なら、「自動読み込みされる claude.md というファイル名じゃなくていいの?」と気づいたかもしれません。気づいた方はめちゃくちゃ鋭いです!

その通りで、本来は claude.md という名前にしておけば、Claude Codeが起動時に自動で読み込んでくれるルールブックになります。しかし今回は、この後で作るAI担当者ごとに、個別の claude.md をそれぞれ作っていく予定です。

会社全体用の共通ルールと、各担当者の個別ルールが両方とも同じ claude.md という名前だと、システム的にも人間的にも混乱してしまいますよね。そのため、今回は全体の経営方針をあえて project.md という別名にしています。

名前が違うため自動では読み込まれませんが、各担当者の個別ルールの中に「全体の経営方針である project.md も必ず一緒に参照してね」と1行書いておけば、必要なときにしっかり読み込んで判断材料にしてくれます。

実際に働く「AI担当者」を生成しよう

会社全体の枠組みができたら、いよいよ実際に働いてくれるAI担当者たちを作っていきます。

1. まずは「秘書担当」から作る

最初に作るべきAI担当者は、全体のタスクを管理してくれる「秘書担当」です。なぜ秘書から作るのか、理由は2つあります。

  • 理由①:仕事を言語化して伝える感覚を掴むため作ったAI担当者がちゃんと狙い通りに仕事をしてくれるかどうかは、人間側が「仕事内容をどれだけ正確に言語化して伝えられているか」にかかっています。秘書担当には、実務を丸投げするのではなく、「今日のToDoを整理して」「この案件の進捗を教えて」といったシンプルなタスクを任せるため、言語化のハードルが低く、練習に最適なのです。
  • 理由②:今後の会社作りの方針を相談できるようにするため秘書を最初に作っておけば、「次に作る経理担当のルールブックには、どんなことを書いておくのがいいかな?」といった相談ができるようになります。会社全体の方向性を決める時の、優秀な壁打ち相手になってくれるのです。秘書が1人いるだけで、この後の組織作りが圧倒的にスムーズになります。

秘書担当の作成手順

AI担当者を作る時の最大のポイントは、「担当者ごとに専用のフォルダーを完全に分けて作ること」です。こうしておくことで、各担当のルールや資料がごちゃ混ぜになりませんし、AIが新しくファイルを作成した際にも、その担当フォルダー内にきれいに整理されていきます。

指示の例:

coconaworks フォルダーの中に『秘書』というフォルダーを作ってください。そして、そのフォルダーの中に、秘書の仕事内容とルールを書き込んだ claude.md を作成してください」

これで、秘書フォルダーとその中に専用の claude.md が生成されます。

次に、この claude.md の中に、秘書に具体的にやってもらいたい仕事を書き込んでいきます。今回は、以下の5つの業務を定義してみます。

  1. オーナー(あなた)との連絡役
  2. 毎日のスケジュール管理
  3. ToDoリストの管理・更新
  4. ビジネスの判断における壁打ち相手
  5. 1日の終わりの業務振り返り

指示の例:

「秘書の claude.md に、上記の5つの仕事内容を書き込んでください。また、判断の際には必ず全体方針である /project.md を参照することも一緒に明記しておいてください」

注意:ルールの詰め込みすぎは厳禁

ここで1点だけ重要な注意点があります。ルールブックは情報が多ければ多いほど良い、というわけではありません。

Claude Codeの公式ドキュメントでも言及されていますが、claude.md に指示を詰め込みすぎると、本当に重要な指示が膨大な文章の中に埋もれてしまい、AIが指示に従わなくなってしまう可能性(インストラクション無視)があるのです。

公式では「200行未満」が推奨されていますが、私は安全を見て、「150行前後」を目安に調整しています。文字数にすると大体4,000〜5,000文字程度ですね。最初から完璧に書こうとせず、実際に動かしながら、足りないものを足し、長くなったら削るという形で最適化していきましょう。

これで、秘書担当が完成しました!

2. 残りの3担当(営業・実務・経理)をまとめて作る

秘書ができたので、次はビジネスの要となる「営業」「実務」「経理」の3つの担当を作っていきます。

1つずつ指示を出してフォルダーを作るのは手間なので、今回はまとめてClaude Codeにお願いして作ってもらいましょう。

指示の例:

coconaworks フォルダーの中に、『営業』『実務』『経理』の3つのフォルダーを新しく作ってください。さらに、それぞれのフォルダーの中に、最低限の仕事内容とルールを記載した専用の claude.md も一緒に作成してください」

画面を確認すると、一瞬で「営業」「実務」「経理」のフォルダーと、それぞれのなかに claude.md が作成されます。ここから、各担当のルールブックを作り込んでいきます。

営業担当のルールを作り込む

すべての担当を解説すると長くなってしまうので、今回はビジネスの起点となる「営業担当」を例に作り込んでみましょう。

営業担当の主な任務は「案件を取ってくること」です。そのため、どういう条件の案件を探すのか、案件を探す上で絶対に守ってほしいルールなどを追加していきます。

指示の例:

「営業フォルダーの claude.md に、以下の営業ルールを追加してください。

  • 案件は cl-in-chrome(ブラウザ操作機能)を使って、クラウドワークスとランサーズから探すこと。
  • ライティング案件の場合は、文字単価1.5円以上を基準とする。
  • LP(ランディングページ)制作案件の場合は、案件単価3万円以上、かつ納期まで5日以上の猶予があるもの。
  • 『継続案件の可能性あり』と記載されているものを優先する。
  • 『生成AIを使った作業は不可』と明記されている案件は絶対に避けること。
  • 条件に合致する案件を見つけたら、専用の案件フォルダーを自動で作成し、応募用の『提案文(応募メッセージ)』の初稿まで作成すること」

内容を確認すると、しっかりと指示した条件が反映され、行数も150行以内に収まった綺麗な営業ルールブックが完成します。

3. 営業担当に実際に仕事をさせてみよう!

営業担当のベースができたので、本当に動くかどうかテストしてみましょう。

まずはターミナル上で、新しく作った「営業フォルダー」に移動してClaude Codeを開きます。

指示の例:

「クラウドワークスで新規のライティング案件をリサーチして。条件に合う案件があれば、提案文の作成まで進めておいて」

指示を出すと、Claude Codeの安全装置であるブラウザ操作機能(cl-in-chrome)が自動で立ち上がり、人間の代わりにクラウドワークスの画面を開いて、リアルタイムで案件情報をスクロールしながらリサーチを始めてくれます。

そのまま5分ほど待っていると、営業フォルダーの中に、見つかった案件ごとの新しいフォルダーが自動で生成されます。その中を確認すると、案件の詳細情報テキストと、その案件に応募するための「提案文のテキスト」がしっかりと作成されています。

リアルな実践のポイント:PDCAを回してAIを育てる

しかし、自動生成された提案文を実際に読んでみると、「うーん、ちょっと内容が微妙だな…誰にでも送れるテンプレートのコピペみたいになっているな」と感じることがあります。

なぜこのようなことが起きるかというと、原因は明確で、「私自身のこれまでの経歴、過去の実績、ポートフォリオ、強み」といった営業に必要な材料を、まだ営業担当のAIに渡していなかったからです。

実際に仕組みを作って動かしてみると、このように「あ、ここが足りていないな」というポイントが頻繁に見つかります。そう気づいた瞬間に、営業担当の claude.md や、会社全体の project.md に、自分のプロフィールやこれまでの実績を書き足してあげるのです。

「仕組みを作って、実際に動かしてみて、足りない部分を修正して、また動かす」

この一連のサイクル(いわゆるPDCAサイクル)を泥臭く繰り返すことこそが、優秀なAI担当者を育てる上で最も重要な鍵になります。最初のうちは思った通りのアウトプットが出ないかもしれませんが、諦めずに指示をブラッシュアップしていけば、AIは必ずあなた専用の超優秀な社員へと育っていきます。

実務担当と経理担当の書き方イメージ

同様の手順で、残りの2つの担当も作り込んでいきます。

  • 実務担当: 受注した案件の制作フロー、案件ごとの対応マニュアル、納品前の品質チェック基準(トンマナ、コピペチェックのやり方など)を claude.md に書き込みます。
  • 経理担当: 請求書の指定フォーマット、毎月の請求サイクル、クライアントからの入金確認の手順などをルール化して書き込みます。

ルールが長くなってしまった場合の2つの対策

「営業や経理はやることが多すぎて、どうしても claude.md が150行を超えて長くなってしまう…」という壁にぶつかることがあります。行数が長くなるとAIの精度が落ちてしまうと言いましたよね。その場合の対策は2つあります。

  1. 別のファイルを作って参照させる:全体の経営方針を project.md に分けたのと同じように、例えば営業フォルダーの中に my_profile.md(自分の実績まとめ) などの別ファイルを作っておき、claude.md には「プロフィールの詳細は my_profile.md を読め」とだけ書いておく方法です。
  2. 担当(フォルダー)をさらに細分化する:「実務担当」という大きすぎる括りをやめて、実務フォルダーの中にさらに「ライティングチーム」のフォルダーと「デザインチーム」のフォルダーを分けて、それぞれのフォルダーに別々の短い claude.md を作ってあげる方法です。

AI社員の仕事効率を爆発的に上げる「3つの神コツ」

各担当者のルールブックを作り終えたら、基本的には仕組みが完成です。しかし、今の状態だと、あなたがパソコンの前に座って毎回「クラウドワークスで案件探して」「提案文作って」と手動でタイピングして指示を出さないと、彼らは動いてくれません。これでは結局、自分で作業しているのと手間に大差がなくなってしまいますよね。

ここからは、あなたが手を動かさなくても、AI担当者たちが勝手にハイスピードで仕事を回してくれるようになる「3つの効率化のコツ」を紹介します。

コツ①:定型業務をマニュアル化する「Skills(スキルズ)」

スキルズとは、「よく行う決まった一連の作業手順をマニュアル化して、Claude Codeにコマンドとして覚えさせる機能」です。一度このスキルを作っておけば、次回からはたった一言指定のキーワードを発言するだけで、AIがすべての工程を自動で実行してくれます。

作り方は非常に簡単で、ターミナル上でClaude Codeに向かって直接お願いするだけです。

指示の例:

「営業フォルダーの中に、毎朝行うリサーチ業務を自動化するためのスキルとして、**『新規案件探し』**というスキルを作成してください」

指示を出すと、フォルダー内に新しく .skills というフォルダーが自動生成され、その中にマニュアルが保存されます。

これ以降は、Claude Codeを起動して「新規案件を探して」と一言つぶやくだけで、AIは「どのサイトを見に行くべきか」「条件は何だったか」をすべて理解した状態で、一瞬でブラウザを開いてリサーチ業務を勝手に開始してくれるようになります。毎回長々とプロンプトを打ち込む必要が一切なくなる、最強の機能です。

コツ②:寝ている間もAIが働く「定期実行(Routines)」

これは、Claude Codeのデスクトップアプリ版に搭載されている非常に強力な機能です。パソコンの電源さえ入っていれば、あらかじめ設定しておいた時刻に、指定したタスクを完全に自動で実行してくれます。

つまり、あなたがベッドで深く眠っている間も、友達と外で遊んでいる間も、Claude Codeが裏で自動的に働き続けてくれるようになります。

定期実行の設定手順

  1. デスクトップアプリ版のClaude Codeを開き、サイドバーにある「Routines(ルーティンズ)」を選択する。
  2. 「New Routine」をクリックし、「Local」を選択する。
  3. 設定画面が表示されるので、以下の項目を入力する。
    • タスクの名前・説明
    • 実行するプロンプト(先ほど作ったスキル名「新規案件探し」をそのまま入力すればOK)
    • 実行する間隔・時刻(例:毎週月曜日の朝9:00、など)
    • 作業するフォルダー(働かせたいAI担当者のフォルダーを指定する)

重要な注意点:フォルダーの指定に気をつける

スキルズを定期実行で呼び出す場合、「そのスキルが保存されているフォルダー」を正確に指定する必要があります。例えば、営業フォルダーの中に保存してある「新規案件探し」のスキルを、経理フォルダーを作業場所に指定したルーティンから呼び出そうとしても、AIはスキルを見つけられずにエラーになってしまいます。

もし「営業のスキルも経理のスキルも、同じルーティンの中でまとめて同時に使いたい」という場合は、個別フォルダーではなく、大元のルートフォルダーである「会社全体用のフォルダー(coconaworks)」を作業場所に指定してあげてください。

補足:Local(ローカル)とRemote(リモート)の違い

ルーティンを設定する際、画面に「Local」と「Remote」という2つの選択肢が出現します。

  • Local(ローカル): あなたのパソコン上で動く設定。パソコンのファイルを編集したり、新しくファイルを作ったりする「ファイル操作」が必要なタスクはこちらを選びます(パソコンの電源が入っている必要があります)。
  • Remote(リモート): クラウド(サーバー上)で動く設定。パソコンの電源が切れていても24時間完全に自動で実行してくれますが、クラウド上の空間で動くため、あなたのパソコン内にあるファイルを直接書き換えたり生成したりすることはできません。

そのため、ビジネスの成果物としてファイルを生成・納品する必要がある場合は「Local」、ネット上の情報を集めてSlackに通知するだけのようなファイル操作を伴わないタスクの場合は「Remote」、というように賢く使い分けるのがベストです。

この定期実行を活用すれば、「毎週月曜日の朝に自動で営業AIに新規案件をリサーチさせ、提案文をストックさせておく」「毎朝自動でGoogleカレンダーとSlackをチェックさせ、今日のToDoリストを秘書AIに作らせておく」といった運用が、完全に全自動で回るようになります。

コツ③:AI同士が会話してタスクを進める「エージェントチーム機能」

これまでの説明で作成したAI担当者(秘書、営業、実務、経理)は、実はそれぞれが独立した個別の部屋で働いている状態です。そのため、営業に仕事を頼む時は営業フォルダーでClaude Codeを起動し、経理に頼む時は経理フォルダーで起動する、というように、人間がそれぞれの部屋に出向いて個別に指示を出す必要がありました。

これを、すべての部屋の壁を取り払い、AI担当者同士が机を並べて、お互いに会話をしながらチーム連携してタスクを終わらせてくれるようにする仕組みが、この「エージェントチーム機能」です。

この機能をONにすると、あなたが会社全体のフォルダーでClaude Codeを開き、

「今日のToDoを整理して。あと、営業の進捗を報告して。もし新しく受注できた案件があるなら、実務担当のフォルダーに内容を回して作業を始めさせておいて。それと、今月の売上レポートの作成を経理担当に頼んでおいて!」

というように、全ジャンルの指示をまとめてガツンと1回投げかけるだけで、AIたちが「じゃあ僕がまずこれやるね」「終わったからデータを経理に渡すよ」と、裏で勝手に会議をして同時並行でタスクを終わらせてくれるようになります。

※注意:エージェントチーム機能は、現時点ではまだ「実験的な機能(Beta/Experimental)」という位置づけです。デフォルトでは無効化されており、今後仕様が大きく変更される可能性もありますので、その点だけは理解して使用してくださいね。

エージェントチーム機能の有効化手順

設定は大きく分けて2つのステップを行います。

ステップ1:会社全体の設定ファイルを作る

会社用のルートフォルダー(coconaworks)の直下に、.claude/settings.json という設定ファイルを生成し、エージェントチーム機能を有効化するシステム設定を書き込みます。これも自分でコードを書く必要はなく、Claude Codeにお願いすれば一瞬です。

指示の例:

coconaworks フォルダーの中に .claude/settings.json を作成し、エージェントチーム機能を有効化する設定を書き込んでください」

指示を出すと、ターミナル上に「どの実験的機能を有効にしますか?」と確認のチェックボックスが表示されるので、すべてにチェックを入れて進めれば設定ファイルの書き込みが完了します。

(※この機能を使うには、Claude Codeのバージョンが 2.1.32 以降である必要があります。バージョンはターミナルで claude --version または /status と打ち込むと確認できます)

ステップ2:AI担当者たちをチームメンバーとして登録する

設定ファイルをONにしただけでは、システムはまだ「秘書」や「営業」といった個別のフォルダーの中に、優秀なAI社員たちが待機していることを認識できていません。そのため、彼らをチームの正式なメンバーとして登録する作業を行います。

指示の例:

「共通設定ファイルの中に、これまで作った『秘書』『営業』『実務』『経理』の4つのフォルダーを、チームのエージェントメンバーとして正式に登録してください。それぞれの担当が動く際には、各フォルダー内にある専用の claude.md を個別のルールとして自動的に読み込んで処理するようにシステムを紐付けてください」

これで、すべての設定が完了です!

完成した会社のフォルダー構成を改めて整理すると、以下のようになります。

Plaintext

coconaworks/ (会社ルートフォルダー)
│
├── .claude/
│   └── settings.json (エージェントチーム機能を有効化+メンバー登録)
│
├── project.md (会社全体の経営理念・共通方針)
│
├── 秘書/
│   └── claude.md (秘書専用のタスク管理・スケジュールルール)
│
├── 営業/
│   ├── claude.md (クラウドソーシングの条件・提案文作成ルール)
│   └── .skills/
│       └── 新規案件探し (マニュアル化された定型コマンド)
│
├── 実務/
│   └── claude.md (制作フロー・品質チェック基準)
│
└── 経理/
    └── claude.md (請求書フォーマット・入金確認ルール)

フォルダーの階層構造を見てみると、綺麗に部門分けがされていて、まさに実際の会社の「組織図」そのものですよね。

ここまで仕組みを作り上げたら、あとはパソコンを開いて大元のフォルダーでClaude Codeを起動し、まとめて指示を出すだけ。人間がやるべき仕事は、「AIたちがチーム連携して自動で出してき成果物やレポートを最後に確認し、合格(オッケー)か不合格(エヌジー)かの最終的な意思決定を下すだけ」になります。本当に、とんでもない時代になりましたよね。

開発元のAnthropic社でも「AIへの丸投げ」が始まっている

「仕組みは分かったけど、これって本当に実際の仕事現場で通用するの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

実は、Claude Codeを開発しているAnthropic社そのものの社内において、すでに「自分では一切コードを書かず、AIが自動で書いたコードのエラーをチェックして承認を出すだけ」という働き方に完全シフトしている超効率的なエンジニアが実際に現れ始めているんです。

AnthropicのCEOであるダリオ・アモデイ氏がインタビュー内で明かしている事実なのですが、これって凄まじいことだと思いませんか?世界最先端のAIを作っている天才たちが、自分たちの開発業務そのものを、自分たちが作ったAIツールに丸投げし始めているのです。

この事例が示している通り、これからの時代は「AIにできる実務はすべてAIに任せ、人間は人間にしかできない『重要な意思決定や方向性の舵取り』に100%集中する」というのが、最も生産性が高く現実的なビジネスの形になっていきます。

逆に言うと、「AIに何ができて、何ができないのか」を今のうちに自分自身の肌感覚として正しく理解しておかないと、ただ指示された作業をこなすだけの仕事は、近い将来簡単にAIに代替されてしまう可能性が極めて高いということです。だからこそ、今すぐ自分自身の手でClaude Codeを触ってみて、その実力を体感することが何よりも大切になります。

現実的にかかるプラン料金と「神コスパ」な裏事情

いざ「自分もAIで会社を作ってみよう!」と思った時に、どうしても一番気になるのが「料金」ですよね。Claude Codeを利用するための料金プランについて、詳しく解説します。

Claudeの料金プランは、大きく分けて以下の3つのランクに分かれています。

プラン名月額料金(目安)特徴
① プロ(Pro)プラン月額 20ドル
(日本円で約3,000円)
個人でのシンプルな利用向け。秘書AIと1対1でチャットする程度なら耐えられるが、複数エージェント運用には不向き。
② マックス(MAX)5Xプラン月額 100ドル
(日本円で約15,000円)
★初心者〜中級者に最もオススメ! 複数のAI担当者を並列で動かしても、制限にかかりにくく実用的なプラン。
③ マックス(MAX)20Xプラン月額 200ドル
(日本円で約30,000円)
本格的に法人としてシステムを組み込み、24時間フル稼働で自動化させたい上級者向けの最上位プラン。

結論から言うと、今回紹介したような「AI担当者を複数作って、組織として本格的に会社を回す仕組み」を作りたい場合は、少なくとも「MAX 5Xプラン(月額約15,000円)」に加入することを強くお勧めします。

一番安いプロプランでも、秘書担当1人と1対1で軽いやり取りをする程度であればなんとかなるのですが、担当者のフォルダーを増やして同時並行でブラウザを動かしたり、エージェントチーム機能をONにして会議をさせたりし始めると、一瞬で使用量の上限に達してしまい、システムに厳しい制限制限がかけられてしまいます。

制限がかかると、一定時間が経過するまでClaude Codeが一切起動できなくなってしまうため、作業効率が著しく落ちてしまいます。そのため、担当者を2〜3個以上作って本格的に自動化するなら、思い切って最初からMAX 5Xプランに入るのが最もストレスなく作業を進めるコツです。

プロプランに関する重要な注意点

MAX以上のプランを強くお勧めする理由は、実はもう1つあります。

2026年4月に、「プロプランのユーザーはClaude Codeが一切使えなくなった」として、海外やSNSを中心に大きな話題になったことがありました。当時の公式ページの機能一覧表で、プロプランの「Claude Code対応欄」にバツ印がついている画像が出回ったのです。

これは正式な完全廃止ではなく、運営元が試験的に「プロプランの新規登録者」に対して一部制限をかけたテストだったようで、現在はプロプランでも再び使える状態に戻っています。しかし、ここで絶対に注意してほしいのは、「開発元のAnthropic社は、プロプランでのClaude Codeの利用を制限する方向性でのテストをすでに実地している」という事実です。

つまり、今後プロプランではClaude Codeが完全に使えなくなってしまう可能性はゼロではありません。いつ制限がかかるかビクビク心配しながら使い続けるよりも、最初からビジネスの必要経費としてMAX 5Xプランを契約し、制限を一切気にせずツールを使い倒すことにエネルギーを集中させた方が、圧倒的に早く成果に結びつきます。

人件費と比較すると「1/10以下の神コスパ」

「毎月15,000円も払うのはちょっと高いな…」と感じる気持ちも非常によく分かります。

しかし、冷静に「人件費」と比較してみてください。

今回紹介したような、営業、実務、経理といった専門業務を、クラウドワークスなどで実際に外注したり、新しくアルバイトや社員を雇ってやらせようとしたら、どんなに安く見積もっても月に30万円以上は確実に人件費が飛んでいきますよね。人を雇うとなると、お給料だけでなく、社会保険料の会社負担分、福利厚生費、交通費、さらにはオフィス代やパソコンの支給代などもかかってくるため、莫大なお金が必要になります。

一方で、これだけの仕事を完璧にこなしてくれるClaude Codeは、MAX 5Xプランなら月にわずか約15,000円。最上位のMAX 20Xプランであっても月に約3万円で使えてしまいます。人間の人件費と比べると、なんと「1/10以下」のコストなのです。しかも、人間のように不満を言うことも、体調を崩して休むこともなく、文句ひとつ言わずに24時間365日フル稼働で働き続けてくれます。これほどコストパフォーマンスに優れた投資は、大人のビジネスにおいて他にありません。

とはいえ、まだ「本当に元が取れるかどうか分からない」という手探りの状態で、毎月15,000円以上の固定費を課金するのは勇気がいりますよね。

だからこそ、私はこれを「最大のチャンス」だと捉えてほしいと思っています。

実際、みんな「お金を払うのが怖い」のは同じです。そのため、世の中のほとんどの人は、現状維持を選んで行動を起こしません。つまり、ほとんどの人が怖がって動かないからこそ、あなたがほんの少しの勇気を振り絞って1歩踏み出し、MAXプランを契約して使いこなし始めるだけで、周囲のライバルを瞬く間に圧倒して大きなリードを奪うことができるのです。

まずは1ヶ月だけでもいいので、お試しで投資してみてください。Claude Codeをフル活用し、前述した手順でクラウドソーシングの案件を月に1〜2件こなしていくだけでも、3万円程度の元は余裕で回収できます。

よく街で見かける「3つの深刻な疑問」にガチ回答

ここからは、Claude Codeを使って自動で仕事を回す上で、ユーザーから特によく聞かれる重要な質問を3つ厳選して、専門的な観点から本音で回答していきます。

質問①:セキュリティや情報漏洩は本当に大丈夫?

Claude Codeに仕事を丸投げするということは、自分のパソコン内の大事なデータや、コマンドの操作権限をすべてAIに渡すということになります。そのため、「勝手に大事なファイルを消されたり、クライアントの重要な情報が外に漏れたりしないかな…」と不安になるのは当然のことです。

結論から言うと、人間側が「正しい安全対策」を講じて適切に使いさえすれば、そこまで過度に心配する必要はありません。 ただし、初期設定のまま何も対策をせずに使うのは非常に危険です。最低限、絶対にやってほしいセキュリティ対策を3つ紹介します。

対策1:AIの操作権限を仕組みとルールで制限する

簡単に言うと、各フォルダーにある claude.md と、システム設定ファイルである settings.local.json の2つのファイルを正しく使って、Claudeの行動範囲を厳格にコントロールします。

  • claude.md(お願いベースのルール): 「ファイルの削除は絶対に行わないこと」「外部からファイルを勝手にダウンロードしないこと」といった行動方針を文章で指示しておきます。
  • settings.local.json(システム的な強制禁止): 「端末上での削除コマンド(rmなど)の実行を完全に禁止する」というように、システム側で物理的にロックをかけます。

システム設定ファイルで物理的な壁を作り、それでも防ぎきれない細かな判断やルールの穴に対しては、claude.md の倫理観(指示)でアプローチする、という二重の対策が極めて有効です。

対策2:絶対に「秘密情報(個人情報・APIキー)」を直書きしない

実はあまり広く知られていないのですが、Claude Codeのチャット欄に入力した内容や読み込ませたテキストデータは、開発元であるAnthropic社のサーバーに一定期間厳重に保存されます。

そのため、クライアントの個人情報、社内の最高機密データ、そして各種パスワードのような情報を、Claude Codeのチャットにそのまま打ち込んだり、Claude Codeが読み書きできるフォルダー内にテキストとして放置したりすることは絶対に避けてください。

特に注意してほしいのが、外部のサービスと連携するための鍵である「APIキー」の扱いです。

絶対に claude.md の中に直接APIキーをコピペしたり、チャット欄に貼り付けてAIに渡したりしないでください。最近SNSでも、「Claude CodeにAPIキーをそのまま渡してしまっている人がいて本当に危ない」というセキュリティ専門家の指摘が溢れています。知らず知らずのうちに流出させてしまっている初心者が非常に多いのです。

APIキーが万が一外部に流出してしまうと、あなたの名義で高額なクラウドサービスを不正利用され、後から身に覚えのない数百万円規模の恐ろしい高額請求が届く、といった事態になりかねません。「知らなかった」では絶対に済まされないので、情報管理は徹底しましょう。

なお、APIキーの管理について、開発元のAnthropic社は、コード内に直書きするのではなく、「環境変数(パソコンの裏側の安全なシステム領域でこっそり値を保持する仕組み)」を使って安全にシステムに読み込ませるよう、公式ドキュメントで強く案内しています。

対策3:安全装置「Sandbox(サンドボックス)機能」を有効化する

Claude Codeには、AIがあなたのパソコンを操作できる範囲をシステムが自動で制限してくれる安全装置として、「サンドボックス(隔離空間)」という機能が標準で用意されています。

これを有効化しておくと、AIが読み書きできるフォルダーを特定の場所に指定・制限することができ、指定外の怪しいフォルダーにAIがアクセスしようとした場合には、画面上で人間に必ず実行の承認を求める通知を出してくれます。これを使うことで、予期せぬ誤操作からパソコンを守り、より安全な環境で運用できるようになります。

(※ただし現在、この公式のサンドボックス機能はMacおよびLinux環境でしか動作しません。 Windows単体では今のところ機能しないため、Windowsユーザーの方は特に「対策1」と「対策2」の徹底を心がけてください)

質問②:使用量制限(トークン制限)にかかりにくくする裏ワザは?

今回紹介したように、AI担当者を複数作って、チーム連携(並列稼働)させてガンガン仕事を回すと、裏側で消費されるデータ量(トークン数)は当然ながら莫大なものになります。そのため、MAXプランであっても制限に引っかかりやすくなるのは、構造上どうしても避けられない問題です。

基本的な解決策はプランのアップグレード(20Xプランへの移行)ですが、できるだけ毎月のコストは抑えたいですよね。そこで、日々の使用量を賢く節約するための具体的なテクニックを2つ紹介します。

節約術1:エージェントチーム機能を「必要な時だけ」使う

先ほど紹介した「エージェントチーム機能」は、AI同士が勝手に会話してタスクを進めてくれるため最高に便利なのですが、その反面、AI同士のチャットのやり取りが発生するたびに、凄まじい量のトークン(使用量)を消費します。 これを毎日フル稼働させていると、MAX 5Xプランであってもすぐに制限の上限に達してしまいます。

そのため、日々の決まりきったルーティン作業はチーム機能を使わず、前述した「Skills(スキルズ)」に落とし込んで各担当単体で定期実行させるのが賢い方法です。1つの担当フォルダーだけで完結するシンプルなタスクは、その担当者だけに直接依頼を出し、「どうしても複数の担当者を複雑に連携させて、壮大なプロジェクトを終わらせたい!」という重要な局面でのみ、エージェントチーム機能をピンポイントで起動する、というメリハリをつけた運用がオススメです。

節約術2:タスクの難易度に応じて「AIモデル」を賢く使い分ける

Claude Codeは、実は担当エージェントごとに、裏側で起動するAIの「モデル(頭脳のバージョン)」を自由に変更することができます。

  • Sonnet(ソネット): 標準的なミドルクラスモデル。料金(使用量消費)が非常に安価。
  • Opus(オーパス): 最高峰のハイエンドモデル。非常に賢く複雑な思考ができるが、料金(使用量消費)が高い。

すべての担当者を一律で一番賢い「Opus」に設定してしまうと、使用量はあっという間に空っぽになります。そこで、以下のようにエージェントごとに頭脳を切り替えるのです。

  • 複雑なターゲット選定や文章のクオリティ判断が必要な「営業担当」や「実務担当」には、高性能モデルのOpusを指定する。
  • 決まったフォーマットに数字を打ち込んで計算するだけの「経理担当」には、消費量の少ない軽量モデルのSonnetを指定する。

設定方法も非常に簡単で、ターミナル上でClaude Codeに伝えるだけで完了します。

指示の例:

「経理担当のフォルダーで使用するデフォルトのAIモデルを Claude 3.5 Sonnet に切り替えて設定を保存してください」

このちょっとした一工夫を行うだけで、毎月の使用量を大幅に節約し、制限に引っかかる回数を劇的に減らすことができます。

質問③:Claude Codeで大規模な通信障害が起きたらどうする?

結論から言うと、万が一の障害に対するバックアップ体制(対策)を考えておかないと、あなたのビジネスの全業務が完全に24時間ストップしてしまうという大惨事になりかねません。

実際、2026年3月にClaudeのサーバーで大規模な通信障害が発生した際、ビジネス系の有名ニュースメディアである『Business Insider Japan』に、「ソフトウェア開発者はAIへの依存を痛感」という衝撃的な見出しの記事が掲載され、業界全体に激震が走りました。日頃からAIに頼りきっていた世界中の開発者たちの仕事が、サーバーが落ちた瞬間、一斉に完全停止してしまったのです。

このようなリスクに対する対策は、非常にシンプルですが以下の2点につきます。

対策1:任せる仕事は、一通り「自分でもできる」状態をキープする

「Claude Codeにしかできない、自分では中身がさっぱり分からない」というブラックボックスな状況を絶対に作らないでください。あくまで、「自分でも100%こなせるスキルはあるけれど、時間がもったいないからClaude Codeに作業を型代わり(自動化)してもらっている」という健全なスタンスを崩さないことが大切です。これなら、万が一AIが数日間落ちてしまっても、自分の手を動かせば納期遅れなどの最悪の事態は防げます。

対策2:他の「代替AIツール」も触れるようにしておく

Claude Codeだけに全ての依存先を一本化するのではなく、日頃から他のコード生成AIや開発アシスタントツールも並行して触っておくのがプロの危機管理です。

例えば、「Codex(コーデックス)」「Cursor(カーソル)」「Anti-Gravity(アンチグラビティ)」といった優秀な代替ツールをいつでも動かせるように準備しておけば、万が一Claudeのサーバーがダウンしたとしても、設定ファイルをサッと移行して他のツールで業務をカバーし、ビジネスを継続させることができます。

日頃から特定のツールに盲信せず、自分自身のスキルを高めながら、複数のAIツールに触れてリスクを分散させておきましょう。

自由な時間を手に入れた先に、本当の価値がある

ここまで記事を読んでくれた熱心なみなさんなら、もうお分かりだと思います。

Claude Codeで「会社(仕組み)」を作るというのは、単なる技術的な自慢をしたいわけでも、楽をしてサボりたいわけでもありません。

「他の誰(AI)にでもできる単調な作業はすべてシステムに任せ、自分自身は、人間にしかできない『最もクリエイティブな仕事や重要な意思決定』に100%集中する」

これこそが、AIで組織を自動化する本当の目的であり、手に入り得る最高の未来です。

もし、毎日の膨大な作業やルーティンワークから完全に解放され、あなたに自由な時間ができたら、みなさんは一体何をしたいですか?

気が済むまでゆっくりと眠ってリフレッシュするのもいいですし、旅行に出かけるのもいいでしょう。あるいは、自分が心から「本当にやりたい!」と思える新しいビジネスの構想に、時間を忘れて熱中するのも素晴らしいと思います。Claude Codeを正しく使いこなすことができれば、そんな理想の未来は、もう目と鼻の先にある現実的な選択肢になります。

最後に伝えたい、ビジネスのシビアな現実

ただ、最後にひとつだけ、応援しているからこそ正直にお伝えしておかなければならないシビアな現実があります。それは、「Claude Codeで完璧な会社の仕組み(自動化)を作れること」と、「実際にあなたのビジネスの売上が右肩上がりに伸びること」は、全くの別問題である、ということです。

ビジネスの成果というのは、結局のところ、

「あなた自身のビジネススキル(何が売れるかを見極める目・戦略)」×「Claude Code(圧倒的な作業スピードと自動化)」

という掛け算でしか生まれません。いくら分母となるツールの性能が凄くても、人間側の戦略がゼロであれば、生まれる成果もゼロになってしまいます。

しかし、この仕組みを作って日々の泥臭い作業を完全に自動化しておけば、「空いた膨大な時間のすべてを、自分のビジネススキルを磨くための勉強や、新しい事業への挑戦のために投資できるようになる」のです。これこそが、Claude Codeであなただけの会社を作る、本当の、そして唯一無二の価値です。

「仕組みや設定方法は完璧に理解できたけれど、じゃあ自分の実際の事業にどう落とし込めばいいのか具体的にイメージが湧かない…」

「自分のジャンルなら、どんなAI担当者を作れば売上が跳ね上がるのかアドバイスがほしい!」

という方は、私の公式LINEにて、現在人数限定で「個別相談会」を定期開催していますので、ぜひお気軽に悩みを相談しに来てくださいね。実際にClaude Codeを活用して、個人で大きな利益を上げているリアルな最新事例や、具体的なプロンプトのノーハウを直接お伝えしています。

これからもこのチャンネル(ブログ)では、変化の激しいAI時代を賢く生き残り、ツールを120%使いこなして自由な人生を手に入れるためのヒントになる動画をどんどん発信していきます。

今回の内容が「めちゃくちゃ役に立った!」「自分もAI社員を作ってみたい!」と思ってくれた方は、ぜひチャンネル登録と高評価をよろしくお願いいたします。

それでは、また次の動画でお会いしましょう。バイバイ!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次