MENU

【AI副業】11年会社勤めのパパが、育休中の”週末だ  け”で作ったAIツール。いま月3,400万円です|デビッド・ブレスラー

チャプター 1:週末だけで、月3,400万円

11年間会社勤めをしてきた、子育て中の父親がいます。

2022年の夏、2人目の子どもが生まれる前の育休中に、彼は週末だけを使って小さな道具を作りました。

コードは1行も書いていません。

使った時間は、実質週末1回分。

平日は会社員、週末は父親。その残り時間で作ったものです。

その道具は今、毎月およそ22万6,000ドル、日本円にして月3,400万円を売り上げています。

ただし、ここは正確に言っておきます。

この数字は本人の公表や取材記事がベースであり、監査された決算書による数字ではありません。

そして、ユーザー75万人のうち、お金を払っているのは約5,000人。

大半の人は無料で使っています。

それでも月3,400万円が成り立つ仕組みは、あとで種明かしします。

そして彼は、今も派手な有名人ではありません。顔出しでの発信もしていません。

デビッド・ブレスラー。

アメリカの、ごく普通の会社員でした。

彼のすごさは、天才的な発想でも、圧倒的な作業量でもありません。

11年間、職場でよく聞かれてきたことを、そのまま商品に変えたことなんです。

今日は彼のやり方を見ていきます。

  • 時間のない子育て中の会社員が、何を作ったのか。
  • なぜ、週末1回分の時間で足りたのか。
  • そして、あなたが職場でよく聞かれることを、どう商品に変えるのか。

逆に、これを知らないままだと、「時間ができたら始めよう」と言ったまま、また1年が過ぎていきます。

このチャンネルでは、海外のAI起業家を追い続けています。

前回は、自分の不満を商品にした元会社員、トニーの話をしました。

今日の男は、その「家族持ちバージョン」です。

商品の種は、不満ですらありません。

「よく聞かれること」でした。

チャプター 2:なぜ、時間がない人ほど有利なのか

その前に、少し聞かせてください。

副業を始めたい気持ちは、ずっとある。

でも平日は仕事で、休日は家族との時間。

自分の時間なんて、通勤電車の中くらいしかない。

「時間ができたら始めよう」そう思ったまま、何年も経っている。

気づけばSNSで、他人の副業成功を眺めるだけの夜が増えていく。

心当たりはありませんか?

でも今日の話は、「時間がないから無理」の真逆です。

彼に使えたのは、育休中の週末だけでした。

時間がなかったからこそ、一番小さいものしか作れなかった。

そして、その「小ささ」こそが勝因だったんです。

彼の経歴も地味です。

チャプター 3:11年間、会社員だった

2011年から、ずっと会社勤め。

仕事はデータアナリストです。

ざっくり言えば、Excelで会社の数字を整理・分析する仕事です。

だから、彼の毎日には、あるお決まりの風景がありました。

同僚がやってきて、こう聞くんですね。

「この計算をExcelでやるには、どの関数を使えばいいの?」

日本のオフィスでも、毎日のように起きている光景ですよね。

Excelの関数は便利なのに、なかなか覚えられない。

だから、詳しい人のところに質問が集まってくる。

彼は11年間、その「聞かれる側」でした。

そして、聞かれるたびに少しだけ思っていたはずです。

「これ、毎回同じことを答えているな」

起業への憧れは、ずっとありました。

でも仕事があって、家族がいて、時間がない。

「いつかやる」

そう言ったまま、11年が過ぎていました。

同じ状態の人が、日本にも何万人もいるはずです。

チャプター 4:育休中の、ある週末

転機は2022年7月。

2人目の子どもが生まれる前の育休期間でした。

彼はこの頃、あることに気づきます。

文章で頼むと、文章で答えてくれるAIのエンジンを、誰でも借りられるようになっていたことです。

ChatGPTが世に出る、少し前の話です。

つまり、世界中が「AIって、すごいらしいね」と言い出す、その前です。

彼は、まだ世界のごく一部の人しか知らない段階で、このAIエンジンに気づいていました。

そして、ひらめきは拍子抜けするほど単純でした。

「みんなが僕に聞いてくる『どの関数を使えばいいの?』を、AIに答えさせればいい」

新しい発明は、ほぼゼロです。

すでにあるAIと、すでにある質問をつないだだけです。

彼はコードが書けません。

だから、パーツを組み合わせるだけでアプリが作れる「ノーコード」というサービスを使いました。

週末を使って作ったのは、たった1ページの道具です。

日本語で言えば、「関数ロボット」。

やりたい計算を文章で書くと、Excelの関数を作って返してくれる。

機能は、それだけです。

見た目も飾り気なし。

それでよかったんです。

僕は彼のやり方を、

「聞かれごと起業」

と呼んでいます。

商品のアイデアを頭の中で考えない。

自分がよく聞かれることの中から拾うんです。

チャプター 5:「聞かれごと起業」3つのルール

ルールは3つです。

1つ目。

商品の種は、「よく聞かれること」の中にある。

11年間、同じ質問をされ続けたなら、それは世界中で同じ質問が生まれ続けている証拠です。

「聞かれごと」は、需要の証明書なんです。

前回のトニーの「不満」と同じで、探しに行くものではなく、もう手元にあるものです。

2つ目。

作るのは、1ページでいい。

機能を足したくなったら、思い出してください。

彼の道具は、

「文章を入れると、関数が返ってくる」

ただそれだけで、月3,400万円です。

小ささは、手抜きではありません。

強さです。

3つ目。

コードは、AIとノーコードに任せる。

彼はコードを書けないまま、サービスを作りました。

今は、さらに簡単です。

AIに「これを作って」と頼めば、コードごと書いてくれる時代です。

聞かれごとを拾う。
1ページだけ作る。
作業は任せる。

どこにも「特別な才能」は出てきません。

そして公開すると、思わぬことが起きます。

この道具を紹介する動画が、SNSでバズったんです。

一晩で、世界中からユーザーが押し寄せました。

チャプター 6:バズと、うれしい悲鳴

ここで、ほほえましい事件が1つ。

ユーザーが増えすぎて、AIエンジンの利用料金の請求書を見た彼が、悲鳴を上げたんです。

副業の初月から、うれしい悲鳴です。

しかも彼は、この時まだ会社員のままです。

会社の給料をもらいながら、副業の請求書に驚いていたわけです。

結果、最初の3か月の売上は約3万ドル。日本円で約450万円。

会社員の副業としては、もう十分すぎる数字です。

でも、これはまだ入り口でした。

数字で見ていきます。

チャプター 7:数字で見る、関数ロボットの現在

最初の3か月で、約450万円。

そこからユーザーは増え続け、累計75万人。

お金を払う有料ユーザーは、約5,000人。

そして、毎月の売上は約22万6,000ドル。

日本円にして、月3,400万円。

年商に直すと、4億円規模です。

ここで、さっきの種明かしをします。

75万人の大半が無料で使っていてもビジネスが成り立つのは、Excelに困っている人が世界中に何億人もいるからです。

その中の、たった5,000人がお金を払う。それだけでも、大きな売上になります。月3,400万円。

日本企業の部長クラスの年収を、1か月で稼ぐような金額です。

しかも、週末1回分で作った、1ページの道具がです。

無料で75万人に広がったからこそ、お金を払ってくれる5,000人に出会えた。

最初から「儲けよう」としなかったことも、勝因の1つです。

チャプター 8:反論に答える

「彼はデータアナリストで、Excelの専門家でしょう?」

はい。

でも、彼が商品にしたのは、専門技術そのものではありません。

「よく聞かれる質問」のほうです。

そして、あなたにも「聞かれごと」は必ずあります。

経理なら、経費についての質問。
営業なら、見積もりや提案書についての質問。
総務なら、手続きについての質問。

11年とは言わなくても、何年も聞かれ続けてきたことがあるはずです。

「英語圏だから市場が大きいんでしょう?」

Excelは世界共通の道具です。

そして逆に言えば、日本語の市場は、日本語ができる人にしか取れません。

あなたの日本語は、参入障壁なんです。

海外の成功者たちは、日本語の市場には簡単には入ってこられません。

「でも、もう似たようなものがあるでしょう?」

彼が作ったときも、

「AIで関数を作れる」

ということ自体は、詳しい人なら知っていました。

でも、それを「道具の形」にして世の中に出したのは彼だった。

知っている人と、出した人。

稼いだのは、出した人です。

まとめます。

デビッド・ブレスラーは、11年間、

「いつかやる」

と言い続けた、子育て中の会社員でした。

彼を変えたのは、時間ができたことではありません。

チャプター 9:「いつかやる」を、やめた日

育休中の週末という、一番時間がないタイミングで、一番小さい形で世の中に出したことです。

商品の種は、11年間聞かれ続けてきた、「どの関数を使えばいいの?」という質問。

コードは1行も書いていません。

時間がないことは、始めない理由ではありません。

小さく始める理由になる。

大きく始めようとする人は、時間切れでやめていきます。

小さく始めた人だけが、公開までたどり着くんです。

これが、今日一番持ち帰ってほしいことです。

では、何から始めればいいのか?

3ステップです。

チャプター 10:あなたの「聞かれごと」を探す3ステップ

ステップ1。

今夜、この1年で人に聞かれたことを5つ書き出す。

職場でも、家族からでも、友人からでも構いません。

「また、その質問か」と思ったことほど、価値があります。

5分で終わります。

ステップ2。

一番多く聞かれたものを、AIに相談する。

「この質問に自動で答える、一番簡単な道具はどう作ればいい?」

と聞くだけです。

答えが難しければ、「もっと簡単な方法は?」と聞き直せばいい。

ステップ3。

週末1回で作れる大きさまで削る。

機能は1つ。

ページも1つ。

それ以上は、作り込まない。

小ささが、あなたの武器です。

ブレスラーと同じ武器です。

書き出す。

AIに相談する。

週末サイズまで削る。

全部、会社を辞めずに、家族との時間を大きく削らずにできることです。

もう一度まとめます。

ステップ1。

今夜、聞かれたことを5つ書き出す。

ステップ2。

一番多いものをAIに相談する。

ステップ3。

週末1回サイズまで削る。

これを実践してみてください。

コメント欄に、固定で質問を置いておきます。

今のあなたは、どれですか?

1.今夜さっそく、「聞かれごと」を5つ書き出してみる。

2.聞かれごとはあるけど、商品になる気がしない。

3.正直、仕事と育児でそれどころじゃない。

正直に書いてもらえると、次の企画に活かせるので助かります。

最後にお知らせです。

海外のAI起業家の最新事例を、私は毎週リサーチしてLINEで配信しています。

「あなたの聞かれごとをAIビジネスに変える置き換え設計図ワークシート」といった特典も、LINEに登録してくれた方限定で無料配布しています。

概要欄から、すぐに登録できます。

それじゃあ、また次回。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次